SNS投稿・ブログの下書きをAI(Claude)に任せる方法|続けられる仕組みの作り方とプロンプト例【2026年版】
「SNSもブログもやったほうがいい」。分かってはいても、続きません。理由は文章を書くのが苦手だからではなく、毎回ゼロから何を書くか考えるのがしんどいからです。3回目くらいでネタが尽きて、そのまま止まります。
この記事は、AIに任せられる仕事10選を1つずつ深掘りする実践編の11本目です(前回は長い資料の読み込み編)。今回は「うまく書く」より「続く形にする」ほうに寄せてお伝えします。
先に言っておきます。全部AIに書かせると読まれません
AIに「うちの業界について記事を書いて」と頼めば、それらしい文章が出てきます。読みやすくて、間違ってもいない。でも、誰が書いても同じ内容になります。
お客様が知りたいのは一般論ではありません。あなたの現場で実際に起きたことです。「先週こんな相談があった」「この方法を試したら失敗した」。この部分は、AIには絶対に書けません。
ですからAIに任せるのは、①ネタを思い出す手伝い ②形に整える作業 ③媒体ごとの書き分けの3つに絞ります。中身は自分から出します。
やり方は3ステップ
- ネタを絞り出す:頭を空にして書こうとしない。AIに質問させて、答えるだけにします
- 1本だけ丁寧に書く:いちばん長い形(ブログ)を先に作ります
- 各媒体へ切り分ける:1本を、Facebook用・LINE用・Googleビジネスプロフィール用に書き分けます
この順番が大事です。短いものから作ると、後で長くするときに中身が足りなくなります。
そのまま使えるプロンプト例3つ
例1:ネタが思いつかないときに、質問してもらう
私の仕事は【仙台市で設備工事業/従業員12名】です。ブログのネタを見つけるために、私に質問をしてください。「最近お客様に聞かれたこと」「やってみて失敗したこと」「同業者には当たり前でもお客様は知らないこと」を引き出す質問を、1つずつ順番に出してください。私が答えたら、次の質問に進んでください。記事はまだ書かないでください。
書かせるのではなく、聞いてもらうのがコツです。人は「書け」と言われると止まりますが、質問には答えられます。この対話を10分やると、ネタが3つ4つ出てきます。
例2:答えた内容をブログ記事の形にする
いま私が話した内容をもとに、ブログ記事の下書きを作ってください。私が言っていないことは足さないでください。読み手は【自宅の設備の不具合で困っている一般のお客様】です。専門用語には短い説明をつけ、1,000字程度で。最後に「この記事で足りない情報」があれば指摘してください。
ここでも「言っていないことは足さない」が効きます。AIが一般論で膨らませると、せっかくの現場の話が薄まります。足りないところは、指摘してもらって自分で埋めるのが正解です。
例3:1本を各媒体に書き分ける
このブログ記事をもとに、3つの投稿文を作ってください。①Facebook用(400字程度・記事へ誘導する導入文)②公式LINE用(200字程度・友だち向けにカジュアルに)③Googleビジネスプロフィール用(150字程度・地域名を自然に含める)。同じ文章の使い回しにならないよう、それぞれ切り口を変えてください。
1本書けば3つに増えます。「書く回数」ではなく「配る回数」を増やすのが、続けるコツです。同じネタでも媒体が違えば、届く人が違います。
気をつける3つのこと
- 実績・数字を作らせない:「導入企業の80%が」といった数字をAIが書いてきたら削除してください。自社で確認できる数字だけを載せます
- お客様の話は必ず抽象化する:「A様のお宅で」ではなく「築20年ほどの戸建てで」のように書きます。特定できる情報は入れません。線引きは会社でAIに入れていい情報・ダメな情報にまとめています
- 自分の言い回しに直す:AIの文章は整っていますが、少しよそゆきです。ふだん使う言葉に1〜2箇所だけ直すと、急に「その人の文章」になります
週1回、10分の質問から
毎日書く必要はありません。週に1回、10分だけAIに質問してもらう時間を決めてみてください。そこで出たネタを1本書けば、3媒体に配れます。月4本のネタで、12回の発信になります。
お知らせや案内文の書き方はお知らせ文・案内文編で詳しく扱っています。あわせてどうぞ。
「発信を続ける仕組みを作りたい」「何を書けばいいか分からない」という方は、30分の無料相談で一緒に整理します(情報収集だけのご利用も歓迎です)。商工会・団体さま向けの入門セミナーでも、こうした実務での使い方を実演しています。
発信のネタ出しから配り方までを、その会社の形に合わせて組み立てていく流れはAI導入で何をつくるのかでご説明しています。
店舗の担当者が自分でSNSの運用ルールまで作っていった実例は小売業様の事例(CASE 02)でご紹介しています。本部が全店分を書くのではなく、現場の人が自分の言葉で発信できる形にした進め方が参考になります。
「書いたほうがいいのは分かっているが、3回で止まる」
続く形にするところから、30分で一緒に整理できます。
まずは30分、話すだけで大丈夫です
資料も準備もいりません。
いまの仕事のことを、そのまま話してください。
合わなければ、そのまま終わって構いません。
無理におすすめすることはありません。
投稿者プロフィール

最新の投稿
社内の仕組みづくり2026年9月24日見積書の書き方|入れる10項目と「一式」「有効期限」の決め方、場面別の型3種とAI(Claude)に下書きさせるプロンプト例【2026年版】
社内の仕組みづくり2026年9月23日念書の書き方|覚書・契約書との違いと入れる7項目、場面別の型3種とAI(Claude)に下書きさせるプロンプト例【2026年版】
社内の仕組みづくり2026年9月22日請求書の書き方|適格請求書(インボイス)に必要な6項目と実務で足す項目、取引別の型3種とAI(Claude)に下書きさせるプロンプト例【2026年版】
AI導入の基本2026年9月22日エージェント型AIは自分でも育てられる|それでも中小企業が導入支援を使う3つの理由【2026年版】







