動かなくなったWebサービスを、Claudeと3時間で自作再構築した夜の話
仙台のスモールビジネス経営者の方へ。「AIで業務改善」が、どこまで現実的か。先日、私が体験したリアルな話を共有します。
ある夜、いつも使っていたサービスが、突然動かなくなった
QRコードに画像を埋め込めるWebサービス(onqnu.github.io/qrcode-app-frontend)を、業務でちょこちょこ使っていました。チラシや名刺に「ただの黒い四角」を載せるより、自社ロゴや写真と一体化したQRの方が、お客様の目に留まる。重宝していたツールです。
ところが先日、開いてみたら動かない。いつ復活するかも分からない。
「困ったな」と思った瞬間に、ふと頭をよぎったのが、「これ、自分で作れるんじゃないか?」でした。
「Claudeに相談してみる」から、すべてが始まった
エンジニアではない私の手元にあるのは、AIアシスタントの「Claude」だけ。とはいえ、普段から仕事の壁打ち相手にしているパートナーです。
夜、画面を開いて、こう打ち込みました。
「こういうサービスがあって、動かなくなった。同じ機能を自作したい。何から決める?」
ここから、Claudeとの対話が始まります。
30分で要件、1.5時間でコーディング、1時間でデプロイ
工程をざっくり書くと、こんな感じでした。
- 要件確認:30分 どんなQRを作りたいか、どこに公開するか、誰が使うかをClaudeと整理
- コーディング:1.5時間 Claudeが書いてくれたコードを、私が確認・指示しながら組み上げ
- デプロイ作業:1時間 Cloudflare(Webサービスを公開する仕組み)のアカウント作成・メール認証含む
使った道具は、Next.jsとTypeScriptという、Webアプリ制作の定番ツール。私は触ったこともありませんが、Claudeが「ここはこう書きます」「ここはこの理由でこう設計します」と一つずつ説明してくれるので、判断だけ私がする、という形で進みました。
合計、おおよそ3〜4時間。夜またぎで完成しました。
一度、設計から作り直した話
実は途中で、一度大きく作り直しています。
最初Claudeが組んでくれたのは、「QRの中央に小さくロゴが入る」よくあるタイプ。でも私が欲しかったのは、画像全体にQRが溶け込むような、もっとデザイン性の高いものでした。
「イメージと違う。こういう感じにしたい」と伝えると、Claudeは設計から組み直し。今度は、画像の上にQRのドットを半透明で重ね、画像が透けて見えるハイブリッド型に。
ここで一つ、地味だけど大事な工夫があります。QRには「位置検出パターン」と呼ばれる、左上・右上・左下の3つの角にある四角い目印があるのですが、ここだけは半透明にせず、白背景+不透明でくっきり描く設計にしました。読み取り精度を絶対に落とさないためです。
「デザイン性」と「ちゃんと読み取れる」を両立する。こういう細部を、Claudeとの対話で詰めていけたのは、正直、想像以上の体験でした。
結果:3時間で、無料で使えるアプリが、ネットに公開された
完成したのがこちらです。
https://qr-image-app.pages.dev/
URLを入れて、お好みで画像をアップロードするだけで、画像と一体化したQRが生成されます(画像なしでも普通のQRとして使えます)。無料で、誰でも使えます。
「動かなくなって困った」が、その夜のうちに「自社で持ってる」に変わった。これが、率直な感想です。
経営者のみなさまへ
今回お伝えしたかったのは、技術自慢ではありません。
「自分の業務に必要な小さなツールを、AIと対話するだけで、自分の会社で持てる時代になった」ということです。
外注すれば数十万円、納期は数週間。それが、3時間と数百円の電気代で、自分の手元に来る。これは、宮城・仙台のスモールビジネスにとって、とても大きな話だと思っています。
「うちでもこういうのできる?」「業務のこの部分、AIで自動化できない?」——そんな素朴な疑問でかまいません。初回相談は無料で承っています。お気軽にお声がけください。
合同会社Trash-B 濱木
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